学校生活ブログ
芸術鑑賞会
10月16日、ウェルとばたにて芸術鑑賞会が行われました!
今年の芸術鑑賞会は、演劇の鑑賞でした。

演目は、劇団自由人会「夢をかなえるゾウ~青春ロボット編~」です。

開演前の様子です。どんな劇が上映されるのか、わくわくしています。

演劇が終わり、カーテンコールです!
ゾウの頭を持つ神様、ガネーシャが煙の立ちこめる中から登場。
ガネーシャとは、ヒンドゥー教の神様で、商業と学問の神様と言われています。
演劇に登場するガネーシャは、軽妙な関西弁でギャグを言うユニークで豪快な人物として、登場人物たちを巻き込んでいました。

カーテンコール後、代表生徒がお礼の言葉を述べました。

なんと、ガネーシャから色紙をプレゼント!
「一枚しかないから、自由ケ丘高等学校の生徒の人数分で切り分けてな」と、陽気なガネーシャらしいコメントも頂戴しました。

ガネーシャの珠玉の名言「どんなときでも運がいい」という言葉が書かれています。
辛いことがあっても絶望するのではなく、捉え方を変え、「運がよかった」と考えることで自分の財産になるということを、演劇を通して教えてくれました。心に残るプレゼントになりましたね。

最後は皆で両手を上げながら、「どんなときでも、運がいい!」と大きな声で叫び、閉幕を迎えました。
生徒の感想を一部紹介します。
・ガネーシャの言葉には日頃の生活に直結するような言葉が多くあり、またそれは言われて理解していてもあまり実行することができないものだが、主人公は素直に言葉を受け止めて実行できるのがすごいなと思いました。さらに口調や動きから登場人物の心情を読み取りやすくさせている劇団の方々の演技が見ていてすごいなと思いました。
・ガネーシャさんも面白く、そしていい言葉もたくさん言っていて共感できるものも多く、好きになりました。「方法に限らず、なんでも挑戦してみること、そうしたらいつか奇跡は起きる」というガネーシャさんの言葉がとても心に残りました。そのため私もまずは挑戦しようと思いました。そうしたら自分の世界も広がり夢にも近づくのかなと思い、頑張ろうと思いました。周りを気遣うことで巡り巡って自分にもいいことが起きるという言葉も言っていて、すごく共感できました。自分ばっかりになってしまうこともあるので、そうではなく広く周りを見て、気遣って、助け合って、ということを意識して今後も過ごそうと思うことができました。
・誰かの役に立つという視点で自分の将来について考えるきっかけになりました。
・「ビジネスとして」という言葉が一番心に残った。
仕事はお客様がいないと成り立たないものであり、独りよがりなものは仕事としては成立しない。だからこそ相手について考え、言語化し寄り添うことが大切なのではないかと考えた。

今回の演劇は、高校生の登場人物が親や友人とぶつかりながらも、本当に自分がやりたいことを見つけていく物語だったため、これから夢に向かって走る生徒たちにとっては共感できる内容も多かったようです。
生徒たちも本当に叶えたい夢を見つけ、実現できるよう前向きに頑張ってほしいと思います!