学校生活ブログ
自己探究(1年生)
に「自己探究」の授業がスタートしました。
自由ケ丘高校では2023年度からこの学習のサポーターとして北九州市立大学地域創生学群の大学生の皆さん、九州共立大学経済学部の大学生の皆さんに協力してもらい教職員と一緒になって高校生の成長を見守っています。
最初は「ポーズ合わせゲーム」でアイスブレイクです。
「バレーボール」と聞いて思い浮かぶポーズを決め、チームの中で同じポーズをした人の数で得点が与えられます。
次に、大学生の自己紹介です。
「高校時代はクラスの友達と一緒に地域活動に取り組みました。意外と地域の方は高校生の力を求めていますよ」、「海の生態系を守る活動をしていて高校時代にクラウドファンディングで目標額を達成してプロジェクトを進めることができました」などのお話を伺い、「いろいろなことにチャレンジできる高校生活」というイメージが膨らんだ生徒も多かったようです。
次にコミュニケーションの基本である「聞く」ことに焦点を当てた「傾聴ワーク」です。
反応してくれたり質問したりしながら聞いてくれると、話しやすくなりより深い話を引き出せるようになる、と教えていただきました。

最後は大学生の話を「As‐Is」「To‐Be」「Action」の形で整理します。
先ほどの大学生の自己紹介が、「理想の自分、理想の未来」に対して「現在どのような状態か」調査分析し、「理想に近づくための行動を起こした」という流れで話されていたことに気がつきます。
授業の終わりに、高校生にも簡単にこの3つをまとめ、発表してみようというところまで進んでいるクラスもありました。
先ほどの「傾聴ワーク」で習ったことを活かして、話し手の方を向いて聞けている生徒が増えています。
この「自己探究」の授業は今後9月まで5回にわたって大学生講師をお招きしながら展開します。
9月には「理想の自分になるために、どんなアクションに踏み出してみたか」を発表してもらう予定です。
1年生たちの主体性の成長に期待しています。