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 本校は、昭和22年開校の九州共立大学八幡西高等学校と昭和37年開校の九州女子大学付属高等学校を統合して、2002年(平成14年)に自由ケ丘高等学校として開校しました。以来、学園創設者の意志である「自律処行」を学是としています。これは、自分を厳しく律すると共に、心豊かに他人を思いやり、事を成すという意味です。校訓「規律・勤労・礼儀」の精神のもと、「人間力育成」と「学力向上」を掲げ、次代を担う責任ある社会人の育成を目指し、一人ひとりの個性を大切にして能力を伸す教育活動を展開しています。すべての生徒に「選んで良かった」と言われる男女共学の進学校を念頭に学校を経営しているところです。

 そのために、スーパー特進、特進Ⅰ類、特進Ⅱ類、アドバンスと4つのコースを設置し、九州大学をはじめとする難関国公立大学はもちろん、生徒の進路希望に応じて幅広くきめ細かい学習指導と進路指導を行っています。特に近年は九州工業大学や北九州市立大学など地元の国公立大学の合格対策にも力を入れ大きな成果を上げているところです。

さて、現代は変化の激しい時代です。急激な少子高齢化とグローバル化の進展、AIの発達やICT化の推進といった技術革新などの影響により、以前は想像もしなかった姿に社会は変わろうとしています。そのような予測困難な社会を生きる生徒が、未来を切り拓いていけるよう、常にどこよりも一歩早く学校改革を進めてまいりました。今年度は以下の教育活動に重点的に取り組みます。

  • 1.急速なグローバル化に対応し、生徒が将来英語で自由にコミュニケーションが取れるように「英語の自由ケ丘」を合言葉に英語教育に力を入れています。英検やGTEC(Global Test of English Communication)などを活用して、英語の読み、書き、聞き、話すの4技能の向上を図り、大学入学共通テストに対応できる力をつけます。また3月に実施する予定でした第1回フィンランド短期語学研修は新型コロナウイルス感染拡大の影響から実施できませんでしたが、数多くの事前研修を行い来年3月に実施する予定です。
  • 2.タブレットを年次進行で導入し、今年度は全校生徒が1人1台持つことになります。授業や家庭学習をタブレットを活用したスタイルに移行して、生徒が主体的で深い学びとなり、希望進路の実現を果たすように効果的な学習活動を行っていきます。
  • 3.新しい大学入試共通テストで測定される「思考力・判断力・表現力」や「主体的に多様な人々と学ぶ態度」の評価への対応も進めています。デジタルポートフォリオの作成、SDGs(国連が掲げた2030年までの17の達成目標)を発想の柱にした近隣大学や北九州市との連携による探究学習、慶応大学SFCフォーラムが開発した「論理コミュニケーション」を使った論理的に表現する力の育成など、自ら課題を発見し解決する能力を育むために多様な学びを行っています。

 時代が変化し、情報端末など新しい道具が登場したり、AIが発達したりしても、それを使いこなすために身につけなければならない基本的な知識技能は決して疎かにはできません。また、国際人として外国語を活用するためには、母語を正しく使いこなす能力と自国を客観的に語ることができる表現力も必要です。そのような基本的で確かな学力を前提に、新しい時代に自ら課題を発見し解決し、自ら切り拓いていく能力を身につけさせるため、全教職員が教育に情熱を燃やし、教育のプロフェッショナルとして研究と研鑽に励んでいます。自由ケ丘高校を生徒と共に「地域に信頼される魅力的な学校」に一段と高めていきます。

福原学園 自由ケ丘高等学校
校長 永尾 昇